森羅万象とは?文字にも波動は宿る~あなたの想いは必ず伝わる~

夕焼けを眺めていると、なぜか心が穏やかになる。
美しい音楽に耳を傾けると、自然と涙がこぼれる。
誰かが心を込めて作った料理を食べると、不思議と元気が湧いてくる。
私たちは普段、「気のせいかな」と思ってしまうような出来事を数多く経験しています。
しかし、それは決して気のせいではないのかもしれません。
この世のあらゆるものには、それぞれが持つエネルギーや想いが宿っています。
昔から「森羅万象(しんらばんしょう)」という言葉があります。
宇宙、地球、山や川、草花、人、そして目には見えないものまで、この世界に存在するすべてを表す言葉です。
私は、この森羅万象という考え方の中には、「人の想い」や「心の波動」も含まれていると感じています。
文字にも波動は宿る
最近では、大学受験や就職活動の願書も、パソコンで入力して送信することが当たり前になりました。
便利な時代になりましたが、それでも私は「文字には気持ちが宿る」と信じています。
学生時代、恩師からこんな言葉を教えていただきました。
「履歴書を書くときは、魂を込めて書きなさい。想いを込めて書くんだ。」
その言葉は今でも忘れることができません。
当時は、「ただ文字を書くだけなのに、本当にそんな違いがあるのだろうか」と思っていました。
しかし、その後ある出来事が、その言葉の意味を教えてくれたのです。
願書受付のアルバイトで感じた不思議な体験
学生時代、私は願書を受け付けるアルバイトをしていました。
まだ願書はすべて手書きの時代です。
毎日たくさんの封筒を開けていると、不思議なことに、文字を見るだけで、その人の雰囲気が伝わってくるような感覚がありました。
力強く、自信に満ちた文字。
丁寧で誠実な文字。
反対に、どこか不安や迷いを感じる文字。
さらに、中には封筒を開けた瞬間、お線香の香りがふわっと漂ってくる願書もありました。
きっと仏壇に願書を供え、ご家族と一緒に合格を祈願されたのでしょう。
その願書からは、本人だけでなく、ご家族の願いや温かい応援までも伝わってくるようでした。
実際に一緒にアルバイトをしていた仲間も、同じような印象を受けていました。
もちろん、文字だけで合否が決まるわけではありません。
しかし、心を込めて書かれた願書は、不思議と印象に残るものだったのです。
私はその時、「文字にも想いは宿るのだ」と実感しました。
LINEやメールにも気持ちは宿る
「それは手書きだからでは?」
そう思われる方もいらっしゃるでしょう。
では、パソコンやスマートフォンで打つ文字はどうでしょうか。
私は、LINEやメールにも、書いた人の気持ちは宿ると思っています。
返信が来るかどうかを不安に思いながら送るメッセージ。
相手を責める気持ちで送るメッセージ。
感謝の気持ちで送るメッセージ。
同じ「ありがとう」という言葉でも、不思議なくらい伝わり方は違います。
実際に、ご相談者様へもよくお話しするのですが、
返信を気にして何度もスマートフォンを見るより、
「きっと相手に伝わる」
そんな穏やかな気持ちで送った方のほうが、良い結果につながることが少なくありません。
文字は単なる記号ではありません。
その文字の向こう側には、書いた人の心があります。
森羅万象は、私たちの心も映し出している
森羅万象とは、この世に存在するすべてのものを表す言葉です。
だからこそ、人の心や想いも、その一部なのではないでしょうか。
芸術作品に触れた時、作者の情熱や人生を感じることがあります。
音楽を聴いて励まされることもあります。
それと同じように、私たちが書く一文字一文字にも、その時の心が映し出されているのだと思います。
だから私は、言葉を大切にしています。
そして、どんなメッセージを書く時も、できるだけ温かい気持ちで書くよう心掛けています。
まとめ
私たちは毎日、たくさんの言葉を書き、たくさんの言葉を受け取っています。
その一つひとつに、目には見えない想いや気持ちが宿っているとしたら…。
今日書く一通のLINEも、一枚の手紙も、一通のメールも、少しだけ丁寧に書いてみませんか。
きっと、その優しい想いは相手に届き、新しいご縁や幸運を引き寄せてくれることでしょう。
森羅万象とは、自然や宇宙だけではありません。
私たちの心も、言葉も、想いも、この世界を形づくる大切な一部なのです。
寿

