円安の影響で海外旅行の費用が大変になります。
留学生達も多くの費用がかかり負担額は数年前よりも随分と増えているのが現実です。
ホームステイのホストをハワイで経験しましたが、学生さんがエージェントに払うお金はかなりの額です。
ホストファミリーがエージェントから支払われる額は、学生さんが払った半分以下です。
なので、ハワイなど物価の高いところでは、ホストにより学生に提供される食事内容に格差はあります。
物価が高いので、仕方ないことかもしれません。
アメリカでトランプさんが大統領に選ばれました。
破天荒なイメージのトランプさんですが、日本のマスコミの情報とは違い
現地のアメリカ人のビジネスマンなどは、トランプ支持者が多いように感じます。
日本のお金(円)がどんなふうに変わるかについて調べてみました。
そもそも「円高」と「円安」ってなに?
まず、「円高」と「円安」について簡単に説明します。
- 円高:円の価値が高くなること。たとえば、1ドルが100円だったのが90円になったとき、同じドルを買うのに円が少ししか必要なくなります。
- 円安:円の価値が下がること。1ドルが100円だったのが110円になると、ドルを買うのにもっとたくさんの円が必要になります。
円高になると、海外のものを買うのが安くなりますが、日本の商品を外国に売るのがちょっと大変になります。反対に、円安だと外国に日本の商品を売りやすくなりますが、外国のものを買うときにお金がたくさん必要になります。
トランプ大統領の考え方と日本への影響
トランプさんが大統領になったら、どんなことが起きるでしょうか?トランプさんは「アメリカのものをいっぱい売って、外国のものをあまり買わないようにしよう!」という考えをもっています。これを「アメリカ第一主義(アメリカ・ファースト)」と言います。
1. ドル安(円高)の可能性がある
トランプさんがまた大統領になったら、ドルの価値を下げてアメリカの製品をもっと売りやすくするかもしれません。ドルの価値が下がると、そのぶん円の価値が上がりやすくなります。つまり、「円高」になるということです。
円高になると、日本の企業が外国に商品を売るのが少し大変になります。たとえば、車や機械を作っている会社にとっては、外国での値段が高くなるので売りづらくなるかもしれません。
2. 米中(アメリカと中国)の関係が不安定になるかも
トランプさんは前に大統領をしていたとき、中国に対して厳しい態度を取っていました。もしまたアメリカと中国がけんかをするようになると、世界中の人たちが不安になり、安全だと思われている日本のお金(円)を買おうとします。そうなると、また円高になりやすいです。
3. 日本の銀行も動くかも
もし円高がどんどん進んで、日本の企業が困ってしまうと、日本銀行(日銀)が「円をもっと安くしよう」と行動を起こすかもしれません。たとえば、金利を下げたり、経済を良くするためにお金をたくさん使ったりすることで、円の価値を下げようとします。そうなると、一時的に円安になることもあります。
まとめ
- 短期的に円高になるかも:トランプさんがアメリカの輸出(アメリカから外国に売ること)を増やしたいと考えているため、ドルの価値が下がりやすく、円が高くなりそうです。
- 米中のけんかで円がさらに高くなるかも:アメリカと中国が対立すると、円が安全だと考えられて円高が進むかもしれません。
- 日本銀行の対応で円安になることも:円高が進みすぎて困る企業が増えた場合、日本銀行が対応して円安に向かうこともあります。
こうした理由で、トランプさんが大統領になると、日本のお金が「円高」になりやすいですが、日本銀行の行動によっては「円安」になることもあるので、今後の動きに注目が必要です。