昔、お米のマイスターさんに
お米の水加減が、美味しいお米を炊くコツだと聞いたことがあります。
ただ、水加減を失敗してベチャベチャなご飯に仕上がった時のショックは
なかなかのもんです。
そんな時のべちゃべちゃになったご飯も、
少し手を加えるだけで、ふっくらと美味しく仕上げ直すことができる対処法をご紹介します。
1. 電子レンジで蒸らし直し
- やり方：耐熱容器にべちゃべちゃご飯を広げ、表面にキッチンペーパーをかぶせます。その上から少量の水を軽くふりかけ、ラップをせずに電子レンジで1～2分ほど加熱します。
- ポイント：キッチンペーパーが余分な水分を吸い取るため、べちゃべちゃ感がなくなります。温かいうちにさっとかき混ぜて水分を飛ばすと、さらにふっくらと仕上がります。
2. フライパンでリメイク蒸らし
- やり方：フライパンにご飯を薄く広げて中火にかけ、水分が少し飛ぶまで加熱します。時々木べらで混ぜて水分を飛ばしながら、ご飯がパラパラになったら火を止めます。さらに余分な水分を飛ばすためにフタをしないで冷ましてください。
- ポイント：フライパンで温め直すことで、余分な水分が蒸発してべちゃつきが軽減されます。ご飯が焦げないように、火加減には気を付けてください。
3. 炊飯器での再蒸らし
- やり方：べちゃべちゃのご飯を一旦冷まし、炊飯器に戻します。ご飯の上にキッチンペーパーをかぶせ、水分を少し吸い取るようにします。その後「保温モード」で10分程度蒸らすか、もしくは「早炊きモード」で短時間炊き直します。
- ポイント：炊飯器の保温機能で余分な水分が飛び、ふっくらご飯に戻ります。短時間であれば「早炊きモード」でも使えますが、水分が多すぎる場合はもう少し蒸らす時間を増やして調整してください。
